ルイジのつづる、あふたーすとーりー

ルイことルイージアの気まぐれ日常物語。…結構不定期。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

書いてみた

雨、凍てつくような寒い夜、生暖かい液体。

傘もささないでいる少女の前の噴水のようなソレは、原型をとどめることなく、赤い液体を、ただただ流していた。


張詰めた空気。
その中で彼女は、小さく笑っていた。

―――――――――――――――――――――――――――――――




「外が騒がしいですね。」
私は、寝起きの頭で何があったのかを考えながら、いつものように準備をする。
朝食を食べて、冬には不満の制服を着て。
私の通う高校は、いわゆるお嬢様学園で、そこの2年生だ。
制服は協会のシスターを思わせ、その筋の人たちからは人気が高い。
私もそのデザインには文句はないのだが、とても薄いので冬には寒い。
「せめて上に何かはおりたいです。」
と、思いつつ、私は外へ出た。
数台のパトカーと、警官たち。それと野次馬が、私の通学路を阻んでいる。
通行止め、ということは事故か何かでしょう。とにかく、私に関係はない。
「私、あの道は通りたくないのですが…。仕方ないですね。」
そうつぶやいて、少し遠回りになる道を歩く。
「あぁ。やっぱり会ってしまうのですね、炎條さん。」
「あら、おまえがココに来るとは珍しいね、碓氷。」
私が通りたくない理由。それはこの人に会うから。
「いつもの道が事故で封鎖されてまして、しかたなく、この道を通ったのです。」
「そうか、それは災難だったな。でもまぁ、時間的には変わらないからいいじゃないか。」
私はこの人がイヤ。何故かは解らないけど、何処か怖い。容姿に似合わない言葉遣いもそうだけど、それ以外にも何処か―――――
「んで、今回それにおまえは関わってないワケ?」
「え?」
なんて質問をこの人はするのだろう。そんなの、当たり前なのに。
「いや、関わってないのならそれでいい。行こう。遅刻するぞ。」
「はい、あなたと無駄話をする気はそもそもありません。それに、私はあなたと一緒に行く気もありません。」
「一緒の道なんだから仕方がないだろ。それに5分だ、それほど気にするコトじゃない。」
なんでこの人と同じ学園なんだろう。仮にもお嬢様学園なのに。
そもそも、本当は寮生活なのに。
というのは、1ヶ月前に事故があって、寮が全焼してしまったので家からの登校、ということ。
まぁ、私にとっては、家も寮も同じようなもの。だって5分だもの。

でも私はこの5分がイヤで、走って学校へ行った。

私たちの学校は高い壁と森で囲まれていて、一種の世界のようになっている。
まるで私たちを世間から隔離するように。
私は森を抜け、建設中の寮を横目に見ながら学校へ入り、自分の教室へとまっすぐ向かった。
廊下にはシスターが見張っているので、寄り道なんてできない。
この学校は学則が厳しいことでも有名で、私は抵抗しようなんて考えたことも無かったが、やっぱり抵抗する人はいるようで、たびたび説教を耳にする。
代表格は炎條さんで、学園始まって以来の数だそうだ。
本当になんでこの人と同じ学園なんだろう。
寮を燃やしたのも彼女だと噂されているほど。
「おはようございます、皆さん。」
しばらくすると、シスターが入ってきた。
「おや、また一人足りませんねぇ。全く、あの子は何度いっても無駄なのですかね。」
平然とした、全く悪くないという顔で、彼女が入ってきた。
「遅刻ですよ、炎條有香さん。これで今学期4回目ですね。あなたにしては少ないほうですが。」
無言で私の隣へ座る。皮肉にも席は隣、クラスも一緒。
「遅刻ですよ。」
「さっき聞いたよ。でも、どうでもいいじゃないか。授業はまだなんだろ?」
「それでも遅刻なんです。どうでもいいかもしれないですが、決まった時間に来る、という行為は重要なんです。あなたには解らないかもしれませんが。」
と、ため息交じりで指摘した。
はいはい、と彼女は軽く受け流す。
それ以来、今日は話しをしなかった。
授業が終わり、帰宅途中、封鎖されていた道は元に戻っていて、その場所には花がそなえられていた。
人が、死んだのだ。
関係の無いこと。誰が死のうと、関係の無い人物なら、悲しみも無い。
家に帰り、おもむろにテレビをつけると、この事件のことがやっていた。
どうやら殺人事件らしい。詳しい死の状況は報道されなかった。
そっか、殺されたんだ、かわいそうに。
気付けばもう夜。
外は雨が降っていた。


無性に、私は散歩へ出たくなった。





――――――――――――――――――――――――――――――――



早朝、突然の電話。
無意識にとってしまったのだろう。私にかかってくる電話なんて、用事は一つしかない。
「おはよー。起こしちゃった?」
寝不足の頭に響き渡る甲高い声。
「うるさい。目覚め最悪だよ、まったく。で、今回は何?」
「お、察しがいいね。」
「1ヶ月前にも同じようなことがあったからね。」
「とりあえず、そっちに行くから、ドアの鍵開けておいてー。」
「今何時だと・・・」
「ついたから、ヨロシク。じゃ。」
といって、電話を切られてしまった。
ついたからって・・・一体何処からかけていたんだろ。
寝起きの頭で、わたしはドアの鍵を開けた。
おはよー。といって、小柄な女が入ってきた。
「で、何?」
「いやね、ちょっとソコの通りでさ、通り魔があったんだよ。」
と、言いながら、コイツは居間へ向かった。
「うわー、相変わらず綺麗だね。何にもないよ。」
周りを見渡しながら言う。
「関係ないだろ。で、通り魔だって?」
「うん、通り魔。被害者は30歳男性。凶器は不明。刺殺なのは間違いなし。」
「普通じゃないか、それ。どの当たりがわたしなんだ?」
そう、わたしは普通の事件には興味が無い。コイツは警官で、有能なのだが、ある種の事件はわたしに相談してくる。今回はある種ではないように聞こえる。が、次の言葉でわたしはその考えを止めた。
「いやね、そうなんだけど。傷がね、大きな穴なのよ。まるで槍で貫いたような。このあたりに槍なんて売ってるお店なんて無いじゃない?
それにね、直感したの。これはあなた向けの事件。」
コイツは『普通』じゃない。頭も普通ではないのだが、そういうことではなく、『普通』ではない一族に生まれたのだ。コイツには一種の予知能力がある。そんな人のいう直感なのだから、無視はできない。
「わかったよ、わたしなりに調べてみる。じゃ、用は済んだだろ?
帰っ・・・」
「おなかがすいたー。ご飯作るね。」
そういうと突然立ち上がり、台所へと向かっていく。
「そう。じゃあわたしは現場を見てくるよ。このあたりだろ? 手帳借りるよ。」
「いってらっしゃい。」
寒いから気をつけて。と、わたしを見送った。


現場はホントにすぐ近くだった。
異様に寒く、空気が張詰めている。
雨だったせいか、血の跡はほとんど無い。
わたしはそこに、『異常』の跡を感じた。わたしと同類の。
わたしは『普通』の家にうまれたのに、生まれたときから『異常』だった。
そして―――――


―――――捨てられたのだ。



当時6歳のわたしは、当然一人で生きてゆくことなんてできなかった。
今にも死にそうなわたしを拾ってくれたのが、真由姉だった。
アイツも同じく『異常』だった。でも、一族で『異常』なので、『異常』は『普通』として扱われていた。そんな『異常』なわたしを救うのはアイツにとって『普通』だったのだろう。わたしは感謝している、だからこそ、アイツの依頼は断れないのだ。


一通り見たとき、既に夜は明けていた。
途中、アイツに依頼された卵を買っていき、帰路を進んだ。

「ただいま。ねてるのか、真由姉。」
「あ、有香ー。おかえりー。じゃ、ご飯作るね。」
卵、とわたしは持っている袋を差し出す。
「勝手に寝るのはよくないと思うよ。」
だって眠かったんだもん。っと、そういって袋を受け取る。
「できたら起こすね。」
わたしは一眠りしようと、ベッドに横になった。
が、そんな眠気も、一つの疑問で消えてしまった。
「被害者は・・・なんで逃げなかったんだろう。」
だって、槍を持ってたら逃げるだろ。でも、それをしなかった。
なんでだろう。
「知らないわよ、そんなこと。」
それもそうだ、知ってるはずが無い。
そう思いながら、ぼーっとしていた。
しばらくすると
「できたよー。さ、おきて。食べましょ。」
卵焼きの山盛り。
買ってきた卵全部使ったようだ。
「うわ、どうするんだよ、これ。」
「んー、ちょっと作りすぎたかしら。まぁ、食べましょ。」
そういって食べ始める。
「で、何か解ったことあった?」
「いや。解ったことといえば、人が死んだということかな。」
「そっか。」
そんな感じの会話をしながら、わたしはご飯を食べ終えた。
見事に山盛りの卵焼きはなくなった。
「意外に食べられるものね。」
「わたしは全然食べてないよ。」
「そう? まぁ、とりあえず寝るね。私も朝早くて眠いんだー。」
そういってベッドの上まで行くと、早く準備して学校へいけ。という目でわたしをジーっと見ていた。
「…泊まっていく気?」
「いや、目が覚めたら帰るよ。鍵は・・・そのときに考えるよ。」
そういって、眠ってしまった。
わたしは特にやることもないので、準備をした。
「この制服、寒いんだよ。」と、愚痴をこぼしつつ、外へといった。
気付けばもう8時。日はしっかりと昇っていた。
わたしはそこで、意外な人に会ってしまった。
「あぁ。やっぱり会ってしまうのですね、炎條さん。」
そこにいたのは、碓氷史枝。わたしはコイツが嫌いだ。
コイツには表情が無い。どこか冷たくて、冷酷で。
とにかくイヤだった。
「あら、おまえがココに来るとは珍しいね、碓氷。」
「いつもの道が事故で封鎖されてまして、しかたなく、この道を通ったのです。」
あの事件か。
「そうか、それは災難だったな。でもまぁ、時間的には変わらないからいいじゃないか。」
―――――わたしはあの『異常』を感じた気がした。
「んで、今回それにおまえは関わってないワケ?」
「え?」
突然の問いに、ぼーっとした表情で突っ立っている。
「いや、関わってないのならそれでいい。行こう。遅刻するぞ。」
そういって、わたしは話を打ち切った。
「はい、あなたと無駄話をする気はそもそもありません。それに、私はあなたと一緒に行く気もありません。」
「一緒の道なんだから仕方がないだろ。それに5分だ、それほど気にするコトじゃない。」

それでも私はその5分がイヤなんです。という態度で、アイツは走っていった。
わたしは今日の事件のことを考えながら、気付いたら学校へついていた。
この学園は、世間から隔離するように森が周りを囲っている。
森を抜けると、そこにあるはずの寮が、建設されようとしている。
それを横目で見ながら、わたしは教室へ向かった。
廊下には誰も居ない。どうやら遅刻したようだ。
教室に入ると、またあなたですか。という表情でシスターが立っていた。
「遅刻ですよ、炎條有香さん。これで今学期4回目ですね。あなたにしては少ないほうですが。」
それを無視してわたしはアイツの隣へ座った。
「遅刻ですよ。」
念押しのように言う。
「さっき聞いたよ。でも、どうでもいいじゃないか。授業はまだなんだろ?」
「それでも遅刻なんです。どうでもいいかもしれないですが、決まった時間に来る、という行為は重要なんです。あなたには解らないかもしれませんが。」
と、ため息交じりでいっていた。
はいはい、と軽く流して、わたしは準備をした。

その後、話かけてくるアイツを無視することにした。

授業が終わり、帰宅。
鍵が開いていた。
「なんだ、まだいたのか。」
「おかえり。ご飯できてるよー。」
テーブルの上には、豪華とはいえない料理が並んでいた。
「さ、食べましょう。」
一般家庭の話。
そんなものをしながら、唐突にこんなことを言い出した。
「今回の事件、次があるわよ。」
「何を急に。それって今言うことじゃないだろ。」
「直感したのよ。そんな気がする。それに、今以外時間がないでしょ?」
「そう。」
ご飯を食べ終えると、無性に眠くなったので眠ることにした。
「じゃ、私は帰るね。おじゃましましたー。」
はいはい、と声で見送る。

寒い、夜。
わたしは眠りについた。




――――――――――――――――――――――――――――――――

雨、凍える寒さの夜、生暖かい液体。

傘もささないでいる少女の前には、仙人掌が咲いていた。
原型をとどめず、ただただ赤い液体を流している。


張詰めた空気。
その中で彼女は、小さく笑っていた。


――――――――――――――――――――――――――――――――


コレはね
ある先輩の助言を元に書いてみたw
ブロムじゃないよ('
まぁ、私にはこんな感じのストーリーが合うそうですね。
書き方とかも('
まぁ、先輩曰く実験だそうでw
ま、未熟・・・


ん~、参考にできるものがまわりにありすぎる(ぁ

まぁ

行き当たりです!


ということで、暇なときに書くけど、次回はいつ読めるのだろう・・・

もしかしたら忘れてるかも('

シロさんのマンジのようにね!

まぁ、感想はご自由に。
てヵ、未熟だorz

それにしてもメンテ暇だ('
スポンサーサイト
  1. 2007/08/29(水) 11:35:43|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:4

謝罪。 | ホーム | はいはい、停滞してましたー

コメント

NoTitle

お色気シーンはまだですか・・・・?
  1. 2007/08/30(木) 12:02:30 |
  2. URL |
  3. ぶるー #y8j/9w2E |
  4. 編集

NoTitle

親愛なるルイージア様
諸事情によりチャリクエ品が必要になりました。
武器庫こもっているなら 火ぶるのネックレスちょーだいw
  1. 2007/08/30(木) 14:37:32 |
  2. URL |
  3. ぶるー #y8j/9w2E |
  4. 編集

NoTitle

リンク追加させてもらったぞ~
  1. 2007/08/30(木) 22:38:42 |
  2. URL |
  3. サイト #- |
  4. 編集

言うな言うな(´・ω)

読んでみた
内容はこれからだから楽しみ(`・ω・´)
これからいろいろでてくるんだろうし

思ったのは
どのキャラがどのキャラなのかいまいちわかんない(´・ω)
後、後半は前半と一緒……?
そこらへんがどうなってるのか分からん(´・ω)

ま、頑張って~

俺も早く書かないとね(´・ω)
マンジじゃないの(´・ω)ぁ
風は実は1から書き直し(´・ω)ぁ
んじゃ
ノシ
  1. 2007/09/01(土) 17:48:05 |
  2. URL |
  3. シロ #- |
  4. 編集

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ruizi.blog91.fc2.com/tb.php/93-09a11f96

| ホーム |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。